「今回の書籍出版という経験を通して学んだこと」としてインタビューを受けましたので、備忘録として残しておきます。

これから、出版を考えている方々のお役に立てば幸いです。

出版は意識していたのか?
5年前から漠然と意識していました。ブログなどもいつか役に立てばという思いはありました。
出版セミナーにも一度参加しました。山田稔さんのセミナーでしたがとても役に立ちました。
出版できたきっかけは?
「モンテッソーリ教育」がわかりづらいので、名刺代わりに作った動画をYouTubeに掲載していた。
それを、出版社の担当者が見つけて、メールで執筆依頼がきました。
自分で書いたのですか?
多忙なためライターさんに手伝ってもらおうと思いましたが、自分の納得する内容にならないので、最終的には全部自分で書きました。
大変でしたが、今となれば本当に良かったです。やはり、自分で書いたものでないと、人に自信をもって勧められませんので。
どのくらいの期間かかりましたか?
8月一か月で書き上げ、9月中に校正(これが大変でした)
今まで、講演で話してきたことをまとめたので、一気に書き上げられました。
何部印刷されたのですか?
16000部だそうです。通常は6000部くらいだそうですが、増刷まで頑張らねばと思っています。
印税はいくら入りましたか?
70万円くらいです(笑)かけた時間と、労力にはまるで見合わないですが、自費出版で数百万かけている方もいることを考えると本当にありがたいです。自費出版でなくしっかりした出版社から出させていただくことは、ブランディングの上ではとても大切なことです。
出版してよかったこと
  1. 社会的な評価の向上。「本を出すということは」特に高年齢の方々には、想像以上に信用、評価があがりました。
  2. プロフィール欄に、書籍を載せることができることは、講演を採用する担当者にはとてもありがたいことらしい。
  3. 今回は文庫出版なので700円と安価で、名刺代わりに配ることができた。

 

学んだこと
  1. Amazonキャンペーンは過去のもの。やらせで、順位を上げてAmazon1位をとっても、それは折り込み済みなので、一番大事なのは、書店での実売りだということ。
  2. 「紀伊国屋書店のランキング」が一番信ぴょう性があり、そのランキングを見て全国の書店が仕入れをするということ。なので、付き合いで買ってもらうなら「紀伊国屋でかってね!」と声をかけましょう。
  3. 書店の場所はとにかく大切。お金を払って場所を買うこともできる。入口のワゴンに特設すると一店舗10万円だそうです。私はやりませんでしたが(笑)
  4. 私鉄のドアーにステッカーで宣伝すると、路線にもよるけれどひと月65万からだそうです。(ちょっと考えましたがやめました)
  5. 出版によって知名度をどうしても上げたい!もしくは、書籍はきっかけで、その先に高額の商品、セミナーが売れるのであれば、このようにお金をかけてプロモーションするのも良いのではないでしょうか?

 

最後に
私同様、ブログやフェイスブックに投稿している方々も多いと思いますが、ただ思うままに書き込んで無意味な情報を垂れ流すのではなく、いつか講演で話すネタにしよう、いつか書籍の原稿にしようと思い、コンテンツを作りこんでいれば、必ず良い結果になると思います。

頑張りましょう。